1歳ごろといえば、1人立ちができたり、初めて地面から手が浮く時期ですね。
また、以下のように赤ちゃんを卒業することで悩みも増えてきます。
- 歩き始めて目が離せない
- いろんなものを片っ端から叩く
- 座っていても物を上から何回も落とす
ですが、悩みも多い反面、発達を伸ばす知育おもちゃの選定は簡単です。
1歳の時期の子供がやりたがる理由は「基本動作の習得」だからです。叩く・押す・引く・落とすと言った動作の基本を繰り返しすることでスムーズに行うことができるようになっていきます。
そのため、本記事では【1歳】知育おもちゃで発達を伸ばす!『おうちモンテ』にもと題して『基本動作』に焦点を当てた知育玩具を紹介していきます。
- 各基本動作からおすすめな知育おもちゃ
- おうちモンテとは?
『基本動作』について

基本動作には以下の7動作があります。今回は7つの基本動作に焦点を当てた知育玩具の紹介になります。
「叩く」動作
1歳ごろは「叩く・投げる」が好きな時期です。また、肩の発達にとても大切なので、叩いても良い玩具を用意してあげるのが重要です。
「叩く」動作におすすめな玩具:『ドラム』
手でも叩けるし、子供が好きな棒を持って頭と手を連動させて遊べます。
「叩く」動作におすすめな玩具:『木琴』
こちらも頭と手を連動させて遊べます。
さらに、木琴特有の高音で子供も楽しめます!
「積む」動作
1歳半検診などでよく用いられる「積む」動作です。
特に1歳頃になると、掴む動作から積む動作(掴んで任意の位置に離す)ができるようになります。
「積む」動作におすすめな玩具:『積み木』
積み木の大きさにはかなりの種類があり、私が最初におすすめするのは少し大きいサイズです。
理由は、子供自身に自分でできるという「小さな成功体験」を覚えて欲しいからです。
そこから少し難易度を上げてあげることで子供の発達に大きく寄与します。
「積む」動作におすすめな玩具:『積み木』
次にオススメするのが木製の子供の手のひらで掴めるサイズの玩具になります。
「はめる」動作
積み木に続いて任意の位置に物を『はめる』動作にオススメな知育玩具を紹介します。
はめる玩具には「木製」と「プラスチック」など様々な素材があるので、子供に合った玩具を選んであげてください。
「はめる」動作におすすめな玩具:『木製パズル』
最もポピュラーな玩具は「パズル」ですね。
パズルには「色」「大きさ」「形状」と子供の様々な認識能力の向上にとても役立ちます。
「はめる」動作におすすめな玩具:『キューブパズル』
続いては『キューブパズル』です。
先ほどのパズルとは違い、ひとつのキューブが6面体になっているので6種類のパズルで遊べるためかなり経済的でもあります。
「引っ張る」動作
『引っ張る』動作も1歳ごろも子供が大好きな動作の一つですね!
特に床やテーブルに置かれた「ティッシュ」の箱は、最も注意が必要なものですよね!
また、1歳ごろになると力も強くなるので、水の入ったペットボトルも引っ張れます。
「引っ張る」動作におすすめな玩具:『プルトイ』
犬の玩具を引っ張ることで、自分につられて動く玩具は子供にとっての大人気です。
「押す」動作
手のひらや手全体にしっかりと力を入れないとできない『押す』動作。
少し難しい動作になるので手のひらから指先にかけて少しずつ難易度を上げて遊べる玩具がオススメです。
「押す」動作におすすめな玩具:『ベビードラム』
叩く動作に近いですが、手のひらで押すことで音が鳴るおもちゃです。
手のひらで『押す』感覚を養うのに最適です。
「押す」動作におすすめな玩具:『ベビードラム』
次にオススメなのが指先で『押す』感覚を養う玩具です。
これには、ティッシュに引き続き要注意な「リモコン」に代替えできる玩具になります。
「落とす」動作
『落とす』動作はどの子供にも合ってくるブームの一つですね。
『落とす』玩具は家にあるものや100均で揃えれたりできるので参考程度に紹介していきます。
「落とす」動作におすすめな玩具:『ボール落とし』
この玩具はほとんどの家にある「粉ミルク」の空き缶と以下の100均で揃えられる材料で作れます。
- 排水溝の蓋
- ボール
簡単に作成できるのでオススメです!
「落とす」動作におすすめな玩具:『ポットン落とし』
これは指先に力を入れて少し難しい位置に落とすことで落とす感覚を養えます。
「転がす」動作
今までだと掴むだけの動作だけだったものが自分の思ったところで離すことも、転がっていくボールを目で追いかけるのも大切です。
「転がす」動作におすすめな玩具:『トラッカー』
このトラッカーはモンテッソーリ教育の場でもオススメされている教具の一つです。
おうちモンテとは
「おうちモンテ」とは、家庭でモンテッソーリ教育を取り入れることです。子どもの自主性や成長を促すために、以下のポイントを意識してみましょう。
おうちモンテのポイント
環境を整える
日常生活の活動
感覚教育
言語教育
秩序感の育成
>> おうちモンテについてさらに詳しい内容はこちら
まとめ
1歳ごろの子どもは、「基本動作の習得」 を通じて発達していく時期です。
叩く・積む・はめる・引っ張る・押す・落とす・転がすといった動作を繰り返し行うことで、手や指の発達が促され、運動能力や思考力も高まります。
本記事では、「おうちモンテ」 の考え方を取り入れながら、各基本動作に適した知育玩具を紹介しました。
子どもの興味や発達段階に合わせて選び、遊びを通じて成長をサポートしましょう。
また、身近なものを活用して手作りおもちゃを用意するのもおすすめです。
日々の遊びの中で、子どもが夢中になって取り組める環境を整え、成長を見守っていきましょう。
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